日常の謎

日常の謎を記録しておく日記。ミステリのネタに使えるかも?

家計簿をつけている

[日記]家計簿をつけている

私はけっこうポンポンとガジェットやら本やらを買ってしまうタイプです。それでも貯金はできているので心配していないのですが、たまーに大き目の支出をするときに(特に新しく携帯を買い替えるときなど)後ろめたさに駆られることがあって、どうせなら気持ちよく大きな買い物がしたいなーと思い、ネット銀行+デビットカードで支出を管理することにしました。

クラウド家計簿とかにクレカの履歴とかを連携して、家計簿を自動化するテクニックの存在は知っているのですが、そこまでガッチガチに管理するほどのキャッシュフローはないので(苦笑)、アナログに表計算ソフトに打ち込み、ピボットテーブルで集計しています。

数か月ぐらい続けてわかったことですが、支出ってあんまり変わらないんですね。たとえば水道光熱費とか、時期によって多少の上下はあるのですが何倍という単位で変わるわけじゃないし、いわゆる固定費と呼ばれる通信費、保険、家賃やなんかも月額固定ですし。食費なんかも胃袋の限界があってとりわけ肉を食べない人種なもので、何十万と使うわけじゃない。

よく予算を決めて使えという話を聞くけど、そもそも各支出項目に天井があって、天井を突破しなければ黒字に収まるように私の世界は回っているらしい。だから私の支出も住居費を除けば、だいたい14万という統計データが出ております。これは一般的に見たら高い方だけど、子持ち家庭だとちょっと少な目かも。大事なのは支出の額より幸せかどうかよ

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 [悩み]臨時収入・臨時支出の項目が管理しづらい

そんなわけで比較的家計簿をつけている人間としては、成功勢のほうに入る私ですが、唯一気になっているのが臨時収入と臨時支出の項目。

家計簿のプロも言ってたんですが、すごく大きな支出があったときにいきなり赤字とか、ボーナスの時に支出が膨らんだけどトータル黒字とか、イレギュラーがあればあるほど、傾向が掴みづらくなります。節約という観点でみれば年間一括で払った方が全然安くて合理的なんだけれど、急にドーンと支出が多くなると「あれ?」ってなるので家計簿泣かせです。

まとめるとだいたい3つの悩み。

・立て替え経費とか、現金が一時的に出て行くけどいつかは戻ってくるお金の管理をどうしよう

・何年か使い続ける性質の大きなモノ支出(家電とか)を何とかして償却っぽくできないだろうか

・家計簿は原則として、「現金」と合わせに行かないといけないから、支払いサイトがずれてしまうクレジットカードが大嫌い。デビットカード使ってるけど、たまーに自動引き落とし系で使えないことがあり…

財テクが得意な人で、このあたりの問題をこうやってクリアしているよ、という技があればぜひ教えてください。今日はこんなところです、お疲れ様でした。

傘を差しているのに雨宿りをするのはなぜ

[日記]すごい雨

夕方、ごおんという雷とともに激しい雨が降り始めた。大気が不安定と聞く、不安定なのはもはや私だけではないのだな。

アーケード下にいたので豪雨の直撃は免れたが、隣のショッピングセンターまで走る羽目になった。天気予報で悪天候は知っていたけれど、この程度の雨であれば傘は持たない。だって雨に濡れて風邪を引いたことなんてない、バカだからね。

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 [日常の謎]傘を差しているのに雨宿りするのはなぜ

傘を差している状態で、建物の軒先に雨宿りする人を見た。シンプルに軒先部分の長さが足りなくて、吹き込んでくる雨を避けるためと思われるのだが、傘を持っているのならば雨を避けられる建物の中(特にショッピングセンターなんかは入口に待合スペース的なものがある)に移動した方が合理的と思われる。

ではなぜ、その人物はそこに立っていたのだろうか。いろいろと妄想が膨らむ。

恋愛的なアプローチ

今日は初めて彼女に会う日だ。アプリのメッセージで相手をなんども説得して、ようやくこの日を迎えた。あいにくの天気だったが、今日というチャンスを逃したくはない。

待ち合わせの場所は、ポストの横のスペースと決めている。びしゃびしゃと足元にはねる雨がおろしたての靴を濡らした。鞄から折り畳み傘を開くと、隣に立っていた信号待ちの女性が怪訝な顔でこちらを見た。
歩行者信号が何度も点滅を繰り返す。赤い色は不安をかきたてる。青信号に切り替わると、僕は救いを求めるように、人込みの中に彼女の姿を探した。

ホラー的なアプローチ

脅威はもうすぐそこまで来ている。雷が鳴るのを合図に、ぬるい雨が降り注ぐ。同時に周囲の気配が濃くなった。普通の人であれば水たまりにしかみえないであろう足元の液体は、ときおり不自然にぐにゃりと曲がり、ゆっくりと、確実に移動していた。
(僕を探している…!)
このままでは追いつかれるのは時間の問題だ。急いで軒先に向かって走った。今はとにかく身を隠すしかない。手に持っていた傘を差せば、多少は目隠しになるだろうか。
壁に背中を預けて大きな息をついたとき、背後から肩にぽん、と手が置かれる感触がした。毛が逆立つと同時に、僕はその声を聞いた。

――みいつけた

ファンタジー的なアプローチ

「なぁ、本当にこの場所で合ってるのか?」
ファーストフード店が入っている雑居ビルの軒先に、僕は立っている。
道行く人に気づかれないよう、こっそりと頭の上の相棒に向かって話しかけた。こうもり型の使い魔が変身できるのは、傘だけと決まっているらしい。今日が雨で良かったと心から思った。
「ああ。この座標で間違いない。しっかしひどい雨だ。羽の中までびしょびしょだよ」
(嘘つけ。濡れてなんかいないじゃないか)
僕は傘をずらすようにして、頭上の屋根を確認する。そのとき隣に立っていた女性に怪訝な顔でこちらを見られた。ごまかすようにして傘をくるりと回し、慌てて視線を逸らす。いつかこいつの正体が世間にバレるんじゃないかと思うと、まったく気が気じゃない。

「来るぞ!」

その声と同時に、僕は詠唱を始めた。雷が鳴り響き、声をかきけしてくれる。この不安定な天気も、こいつの言う通り魔の力のせいなのだろうか。そんなことを考えているうちに、魔法の発動条件は整う――はずだった。

 

おおう、ローファンタジーを初めて書いてみたけど、主人公がいきなり魔法が使える設定なのは楽しいな!ちゃんと敵キャラを作り込みたくなった。

今日の妄想はここまで。さようなら。

タクシーにカーナビが3つもあるのはなぜ

[日記]雨宿りしてたら終電を逃した

友人と食事をしていたら、強い雨が降ってきた。日中は、お土産に買ったチョコが溶けないか心配になってしまうほどの真夏日だったので急な空模様の変更にびっくりした。

雨雲レーダーを見たら23時台には収まるとあり会話続行。話に熱中しすぎて、バーニャカウダのタレが焦げましたよ。時を忘れて話に没頭したのは、いつ以来だろう。メインはキャリアの話。若い時に稼げるうちに稼いだ方がいいに越したことはない。だけど仕事って仕事だけじゃない、若いうちにいろいろ楽しまないとね。というのが総論か。

そして表題のとおり終電逃した。私の家はターミナル駅からそこそこアクセスが良いので、歩いて帰れる距離ではあったのだが、久々に喋りすぎたのか体があちこち痛い。

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[日常の謎]タクシーにカーナビが3つもあるのはなぜ

これはまずい、明日の為にも寝て回復する時間を確保せねばと言うことでタクシーを使うことに。しばらく乗らないうちにタクシーというものはずいぶんハイテクな乗り物になったのだなぁ(詠嘆)。運転席にカーナビが3台もある…え、3台?!

思わず二度見する。なぜ、なんか指令室みたいで怖いんだけど。

ひょっとしてカーナビにも流派があって、用途で使い分ける必要があるのかしら、なんて考えてしまった。渋滞・裏道に強いやつとか、ランドマークの書きかえが早いやつとか?

運転手さんに聞いてみようか。しばらく観察するうちにわかってくる。ハンドルの一番近いところにあるナビは、ちょこちょこ運転手さんが操作していて、業務連絡的なものがたまに表示される。つまりこれが会社支給の端末と思われる。

左は一貫して俯瞰した地図が表示されてる。画質は一番悪くて、ファミコンシャドウゲイトを想起させる。それに対して真ん中がGoogleMapの詳細。3Dで一番ハイテク。遅延もあまりない。

RPGみたいにマップ・自分視点・ステータス画面みたいな使い分けだったみたい。「カーナビ流派」はまぁ冗談だったわけだけど、そこそこいい線を突いていたようだ。

駅のどっち側ですか、と運転手さんに聞かれて最寄りの出口を答えると、ちゃんとそちら側の道に曲がってくれた。ナビが複数あると、駅に複数出口があることを見越してそういう誘導もしてくれるのですね。下ろす場所があるかどうかまで調べてくれていたみたい。すごーい、サービスめちゃめちゃ向上してる!

しかも最近のタクシーって、後ろの端末で支払いができる。タクシーに乗るシーンとか書くときに、自分の記憶を頼りに書いたら古い描写になってしまうところだった。自分の日常の体験は、たまにアップデートしなきゃいけませんね。

 

タクシードライバーさんで正しい答えをご存知の方がいれば教えてほしいです。今日はこんなところです。さようなら。

ホテル住まいがしたいよね

金曜日は、原稿の締め切りだし遊びたい気分なので、毎週今週のお題に沿って何か書く日と決めてます。お題は「住みたい場所」。住環境にあまり深いこだわりを持たない自分は、便利で住み慣れた街に家を建てることで、その問題から身を遠ざけてしまった。あと半世紀、どこに住むかについて頭を悩ませなくていいのはラク

強いて回答するならば、あたしホテル住まいがしたいのよねぇ。

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日常の謎]エレベーターで押せない階

高校の修学旅行の宿泊先が、結婚式とかもできちゃうような良いホテルだったんだけど、エレベーターのボタンを教えても反応しない階があったのね。カードキーを差し込まないと反応しないタイプのエレベーター。先生にあれこれ操作の説明を受ける流れで、ホテルをワンフロア借り切って住んでいる人がいるという事実をこっそり教えてもらった。

なぜ先生がそんなことを知っているかというと、もう何年も修学旅行で同じホテルに泊まっているので、毎年注意事項として○階の下では騒がしくしないでね、的なことを言われるらしく、周知の事実だそうだ。(先生がそういう話を秘密にせず生徒に教えてくれるあたり、私の高校の圧倒的治安の良さを示している)

推理小説に毒されちゃってる自分は、そんなホテルに泊まって何らかのパーティーを開いちゃった日には、殺人事件が起こるに違いないと妄想が膨らむ。きっと凶器は良く研いだフルーツナイフ。犯人である従業員はトリックでアリバイを作るが、同僚にバレてその人も殺してしまう。第一の被害者とは遠い血縁関係があってDNA鑑定でそれが明らかになるの…。

仮に自分がそんな舞台を用意するとして、ホテル暮らしというのはどれほどの資産があれば達成できる境地なんだろう。部屋が一日3万として100部屋あったら300万。年間3600万か。現実感がまったくない数字ではない。私は貧乏暮らしが性に合っているから無理だけど。

コスパで考えたら決して良いとは言えないけれど、スーツケース一つでいつでも引っ越せる身軽さと、ハウスキーピングのクオリティが常に担保されているという点では悪くないソリューションだと思った。なによりホテルに缶詰めになっている構図そのものが「作家先生」って感じでイイ

今日はこんなところです。ではまた。

句会に参加した

[日記]句会に参加した

人生で4度目の句会に参加しました。初めての句を目にした時の、頭の中に広がる情景に浸るのが癖になっております。今日も良いとの出会いがたくさんあった。

聞いたところ、大人の俳句甲子園的なものが冬にあるそうです。三人のチームを作れば参加可能だとか。気になる~。俳句の発表の場を持つ。人生のバケットリストがまた一つ増えました。誘う友達がいないのが目下の課題ですが。やってみたいぞと言う方、ご連絡ください。

 俳句作り、第一回目から第二回目と数をこなすにつれて「上達したぞ!」という手ごたえを感じたのですが、三度、四度と続くうちにどんどん頭で考えすぎてしまっているきらいがあります。前回よりうまく作らなきゃ、という変なハードルを設けてしまっている。これからも、のびのび作っていくことを心掛けたいです。

[悩み]新しく何かを始めることの弊害

仕事をしていて、とある人の一言ではっと気づいたのですが、こなしていくリストのスピードが伴わなければ、やることリストに何かを足していくこともままならない。タスク過多で死んでしまうなと。自分は仕事をしながら原稿を書いて、こうしてブログも始めてみたわけですが、そこに俳句や何やらを足していくと何かを捨てなきゃいけない。ここに書かないだけで、すでに捨てているものが実はあります。無意識なものだって、きっとあると思う……

今はコロナ下で制約があるので、それほど負担にはなりませんが、気軽に始めてはみたもののちょっと合わないなとか、イメージと違うので見切りをつけないといけないものを整理が必要ですね。

短冊を読むのが趣味

[日記]短冊を読むのが趣味

ショッピングセンターとか、町のあちこちに笹が飾ってありましたね。

 

 

 

「自由に書いちゃって~」といわんばかりに、短冊とペンが置いてあるのを見るとなんだかウキウキしちゃいます。自分は「今書いている小説が賞を取れたらいいんですけどもね」と書きたかったのですが、よくよく考えると願い事じゃなくてただの目標だし、宇宙にクレームつけてるみたいのでやめます。

他人の願い事を叶えるほどの器じゃない私ですが、願い事を読むのは趣味です。人の願望に触れることで、自分自身の真の欲求に近づけるような、そんな気がしてしまう。絵馬と短冊は最大の人生キュレーションですね。

 

まずはオーソドックスなパターンから。

「家族の健康」

オーソドックスですね。娘もこのパターンでした。この願い事の良いところは、誰も不幸にならないということです。健康であることに越したことはないので。

「Kくんと両想いになりたい」

恋の悩み、いいですね。恋の悩みの何が楽しいって、星に願ってしまいたくなるぐらい、結果が不確実なところにあると思ってます。だから成就した時の高揚感もすごい。あれは一種の麻薬です。

 

今回印象に残った短冊。

「字がきれいになりたい」

いや読める字書けてるじゃん!ってツッコんじゃいました。短冊に字を書くのって難しくないですか?まっすぐにかけたためしがない。だんだんスペースが少なくなって、小さくなっちゃうし。ひょっとして、皮肉?

「ggwwaakkmmqqppee」※読めない

とにかくアルファベットがびっちり。何かの言語なんだろうだけど、ぱっと見規則性がなくて読み解けませんでした。特徴的だったのが、KAとかTHEとか母音と子音の組み合わせではなくて、明らかに同じアルファベット2文字で並んでいるのが散見されたところ。ひょっとして、暗号?

「一軒家が買いたい」

子どもの字だったので、びっくりしました。将来の夢なのだろうか。子どもが短冊の願い事に書いてしまうほど、家族一丸となってその目標に向かって頑張っているとしたらものすごく泣けてきます。これ一つで小説が書けてしまうな、そんなことを思いました。ひょっとして、プロット?

 

今年の収穫は以上でした。
もし面白い短冊見つけたらコメントなどで教えてください。

コイル鳴き

  • 日常の謎]コイル鳴きという現象に遭遇
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日常の謎]コイル鳴きという現象に遭遇

自動掃除機のステーションに接近すると、ピーともジーともつかぬ電子音が聞こえるのがずっと気になっていた。

一種の故障じゃないかと思い、メーカーに修理に出せないか調べてみたところ、この事象に「コイル鳴き」と言う名称がついていることが解った。故障というよりは電化製品のあるある現象みたいだ。

一定の周波数(特に高めの音に弱い)によって集中力を乱されがちな自分としては、近い未来になんとか改善したいところではある。グルーガンで緩和できるという噂を聞いたので週末にでもDIYしてみようかな。

 

 

[日記]ようやくブログを開設

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